財訊週刊報導文 - 台湾「物つくり屋」として 初めての美女会長

2010.01.07
財訊週刊
文/鄭功賢

昔から台湾のプレス業界では、「南金豊、北協易」、と言われてきた。共に設立して四十年を超えたこの二社のプレス企業は、初代創立者が年を取っていくに連れ、経営の座を相次ぎ降りた。その中、金豊の前代会長紀金標は何年前に既に引退し、現在協易の創立者郭勝雄及びもう一人の大株主高全智(元協易精機中国社長)も舞台裏へ退いた。

一九六八年生まれの郭雅慧は、順調に会長を就任できたのは、郭家五人兄弟の長女であるほか、流暢な英文能力、活発で外向的な性格と、持ち前の国際観も重要な要素である。現在彼女は、大学で機械を専攻し、前から既に社長に就任した弟さんの郭挺鈞と一緒に、協易次段階の大事な経営重任を背負っていく。

 
郭雅慧、台湾最大プレスメーカ協易 を引
率し、新たな里程へ歩んでいく。
陳俊松/攝影
 

アメリカニューヨークピース(PEACE)大学で工商管理修士学位を習得した郭雅慧は、一九九一年に協易に就職した。当初最も従事したかったのが財務関係の仕事であったが、父親に業務部門に配属され、海外市場の開拓を任された。郭雅慧は、既存の東南アジア市場を引き続き耕していく他、インド市場の開拓も始めた。

十一年前に、、郭雅慧は自らアメリカ市場の開拓に名を乗り上げ、父親に協易アメリカ会社と協易テネシープレス会社の社長兼実行長として任されました。アメリカで十年の間に、郭雅慧は協易がアメリカ市場に於けるブランド知名度及びシェア率を大幅高め、しかもアメリカの自動車部品大手メーカLEAR社などと良い関係を築いた。現在これらの企業が海外へ進出し新しい工場を設立する際、皆協易のプレス設備を購入してくれる。又、郭雅慧は更に協易の触角を南米のメキシコ、ブラジルまで伸ばし、○八年にグローバル的な経済景気が衰退しているにも拘らず、米州市場での売上げは九割の成長を遂げた。これで戦功を立てた彼女は、父親に更なる重任を与えられた。

郭雅慧は下記のように述べた。昔から台湾の「物つくり工場」が、製造を方針としてきた。製造が工作機械の基本であるが、財務管理、原価管理、製品包装、営業販売及びアフターサービスなどもうまくマッチしてから会社の利益が出てくる。そのため、将来協易は、世界順位だけでなく、製品のニッチにも重点を置き、積極的に会社の資本構造、収益能力及び一株当たりの純益をを強化し、未来の運営情報もより一層透明化にする。「過去協易の株主に法人が少なく、殆ど自然人であった。それは法人に理解してもらうように、会社側が十分に経営価値を開示していないからだ」(郭雅慧)。

会計及び管理専攻の郭雅慧は、企業の経営そのものが、直覚に任すでなく、数字で経営効果を評価してから、問題が明確できると思っている。協易未来の発展について、彼女は楽観的にこう言った。欧米市場の注文は明確に回復していないものの、新興市場、例えばブラジル、インドと中国のニーズが、既に回復しつつあり、特に協易が中国の昆山にある第二工場(大型、精密化機種を生産する予定)も既に建設完了で、今年から生産が始まる。中国自動車業界の強い需要により、昆山第二工場の効果が徐々に現れてくるだろう。そのため、今年協易の運営はきっと、○九年より良くなると思う。

 

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